失敗しないバスえらび!あたたかさもラクなお手入れも手に入れる5つのポイント

「寒い!」「狭い!」「カビだらけ!」
バスルームは、ゆっくりとリラックスできる空間でありながら、半面、多くの人が不満やストレスを抱えることの多い場所です。

設備の不具合やお手入れの煩わしさによる「不快」だけでなく、家の中で最も事故が起きやすいため、特に高齢者にとっては「安心安全」が重要となります。

家族のライフステージの変化からも、リフォームや入れ替えを希望することの多いバスルームですが、いったい何を基準にバスを選べばいいのでしょうか?
 画像引用:TOTO ホームページより
こんにちは!

住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。

バスルームで重要なことは、「安全な空間」「快適な空間」「からだに優しい空間」であることです。

そこで今回は、システムバスの失敗しない選び方と、快適性アップのための機能についてご紹介していきます。

床がタイルのおふろは、もう古い?

バスの工法は3種類、多いのはシステムバス

バスルームには、工法(つくり方)によって、在来工法(現場施工)、システムバス(ユニットバス)、ハーフユニットバスの3種類に分けることができます。

在来工法 広さや形状はもちろん、浴槽や床・壁・天井などひとつひとつ自由に選んで組み合わせることができ、現場で施工する作り方のことです。

昔からの「タイル張りのお風呂」や、高級旅館のような「檜のお風呂」は、この工法によるもの。

個性的でオリジナルな空間が可能ですが、工期が長いことと価格が高いことがデメリットです。

システムバス 一戸建て・マンションともに、新築やリフォームで多く用いられています。

工場で部材やパネルを作り現場で組み立てるため、工期が短く、工事費も抑えられることが大きな特徴です。

品質や仕上がりが均一で安定していること、保温性や防水性なども高いため、住宅会社や工務店の標準仕様に採用されています。

システムバスのメーカーには豊富な商品バリエーションが揃っており、さまざまなパーツやアイテムを組み合わせることで、好みの空間を実現することも可能です。

ハーフユニットバス 床から浴槽の立ち上がり部分までが一体形成されていて、壁や天井は自由に選べるため、システムバスと在来工法の両方の特徴をあわせ持ちます。

商品バリエーションは少なく、提案しているメーカーも少ないです。
 画像引用:LIXIL  ホームページより
ここでは、一般的な「システムバス」について述べていきましょう。

システムバスの「1616サイズ」って何のこと?

サイズは主に 0.75 坪、1坪、1.25 坪があります。

バスメーカーの呼び名には、たとえば1坪サイズならば「1616」サイズと言いますが、これは「 1.6m ✕ 1.6m 」と浴室内の寸法のことです。

1坪サイズは畳2枚分になり、浴室の形状は正方形、それ以外のサイズは長方形の空間になります。

システムバスは、取り付けのために必要な寸法が決まっているので、特にリフォームのとき「もっと広いバスルームにしたい」と思っても入らないため、できない場合があるのです。

システムバスに必要な5つの性能にこだわる

バスルームは、からだをキレイにするだけでなく、心も脳もゆっくりリラックスしたりリフレッシュするための大切なスペースです。

だからこそ、わが家ならではのこだわりあるシステムバスを選びたいですよね。

バスの性能として求められるものには、保温性・清掃性・安全性・省エネ性・デザイン性があります。

保温性 が冷たくない、お湯が冷めにくい、浴室全体の断熱性が高いなど、あたたかいにこだわる

清掃性 カビ水アカがつきにくく落としやすい、素材や形状でお手入れラクにこだわる

安全性 滑る、転倒、溺れる、ヒートショックなどの万が一に対して、安心できるにこだわる

省エネ性 節水や保温といった機能による光熱費の、家計にやさしいにこだわる

デザイン性 浴槽の形状や色、壁柄、デザイン性の高いシャワーや照明など、ここちよいにこだわる

機能的と言われるシステムバスは、メーカーの高い技術力とアイデアで、どんどん便利で快適な製品がつくりだされています。

システムバスの性能は、どんどん進化している

選ぶ基準のポイントは、床?それとも浴槽?

先程述べた5つのポイントはどれも大切ですが、その中でも自分が何を優先するかで、快適性は変わってきます。

の素材や表面仕上げの工夫、排水口の工夫

  • カビやぬめりといった汚れがつきにくく落としやすい、乾きやすい、傷がつきにくい、隅の工夫でお手入れ性が高い
  • 浴室への最初の1歩にひんやり感がなく、歩いた感触のいいもの
  • 滑りにくい、転倒しにくいなど安心がつづく

浴槽の素材や形状の工夫

  • 人大(人工大理石・人造大理石)とFRPがあり、人大浴槽は、表面が滑らかで水あかや湯あかを落としやすいのが特徴
  • またぎ(床から浴槽への出入り)の高さ、つかまりやすい形状
  • ゆっくりとくつろぐための、保温性や湯質のこだわり

カラン(蛇口)、シャワーの工夫

  • デザイン性、清掃性、節水も兼ね備えた、すっきりとしたタイプが増えている
  • 形状や素材の工夫で、汚れがつきにくく、お手入れがラク
  • シャワーで済ますことの多い人には、水流や勢いといった浴び心地が重要

カウンターの工夫

  • ものが置けるカウンターは、いすに座って洗面器を使う時にラクな姿勢で洗えて便利だけれど、水が溜まって汚れやすい
  • 水アカや汚れがつきにくい素材、壁や浴槽と離して設置したり、カウンターそのものを簡単に取り外せるタイプもある

換気扇の工夫

  • 浴室換気暖房乾燥機は、「予備暖房」「浴室換気」「衣類乾燥」「涼風」の機能を兼ね備えたもの
  • 本体価格だけでなく、光熱費といったランニングコストも高め

 画像引用:Panasonic ホームページより
その他、ドア・照明・ミラー・収納棚・シャワーバーなども選べます。

バスルームは、直接肌に触れ、熱い冷たいをダイレクトに感じる空間だからこそ、手触りや清潔感は最重要。

そのうえで、眼でも楽しめるように、浴槽や壁の色柄でここちよさや自分らしさを追求するのもいいでしょう。

このメーカーの、この特徴に惹かれて

「寒い」や「面倒」といった不満を解消してくれる最新の設備についてご紹介します。

基本性能はどのメーカーも優れており価格に大きな違いはありませんが、それぞれにユニークな特色をもっています。
下記はその中の一例です。

デザイン性やお掃除機能にこだわりながらもコストパフォーマンスが良いLIXIL

  • 「くるりんポイ排水口」「キレイサーモフロア」「まる洗いカウンター」など、バスルームの掃除が手軽にできる機能
  • 肩湯やベンチカウンターなど、癒し効果の高い機能も充実

https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/

床がやわらかくてここちいい「ほっカラリ床」のTOTO

  • 床の内側にやわらかいクッションが入っており、踏み心地、座り心地が最高で、物を落としても衝撃を吸収する
  • 「エアインシャワー」は勢いを保ちながら、空気を水に含ませることで節水にもなり、シャワーにこだわりがある人に大人気

https://jp.toto.com/products/bath/

湯冷めしにくい、足元ぽっかぽか、あったかお風呂とおそうじラクラクのパナソニック

  • 家電・住宅設備の総合メーカーだからこその意匠性や、高級感となめらかな感触が楽しめる「有機ガラス系」の浴槽やカウンター
  • 「酸素美泡湯」「床暖房」でぬくもりが続き、女性を中心に美容や健康を気づかう人に嬉しい機能が充実

https://sumai.panasonic.jp/bathroom/

上質なホーローを使用し、高い耐久性とフリーサイズの自由設計浴室のタカラスタンダード         https://www.takara-standard.co.jp/product/system_bath/

「床夏シャワー」で、入浴前に床を25度まであたためてくれるクリナップ                                                 http://cleanup.jp/bath/

浴槽の高級感と質感にこだわり、美しい艶が20年経っても続く優れた耐久性が特長のトクラスhttps://www.toclas.co.jp/bathroom/

高齢者がいる場合は、特別な工夫が必要

ご家族に高齢の方がいる場合は、浴室でケガをしたり倒れたりしないよう、次のポイントをチェックして、安全面には十分に注意してください。

出入口の段差 つまずかないように出入口は段差を解消。
開口部が広い引き戸 握力が弱った方も操作しやすく、万が一浴室内で倒れた場合でも、外から救助しやすいような引き戸がオススメ。3枚扉の引き戸はいちばん広い開口部が確保できる。
浴槽のまたぎの高さ 最近はどのメーカーも40cm程度。浴室内の床と浴槽の高さに差がないため、出入りしやすい。また、浴槽の縁が広く、腰を掛けて出入りできるものが良い。

手すりの設置 浴槽の近くの縦型の手すりは、入るとき用。浴槽に対して水平に横付けされた手すりは出るとき用。他にも、L型タイプやタオル掛け兼用もある。場所によってどのタイプがいいか、設置の前にショールームで確認が必要。

床や浴槽の滑りにくい工夫 最近の床は濡れても乾きやすいので、お手入れだけでなく滑りにくい工夫もされている。また、浴槽に滑り止め加工があると、ずるっと滑って溺れることが少なくて安心。
なにより怖いヒートショック ヒートショックは、おもに家の中の温度差により起こる。冬場、暖房で暖かいリビングと寒い浴室の温度差がないように、浴室換気暖房乾燥機や、脱衣所や浴室の床暖房の設置を検討するのも良い。


入浴事故は冬場に多く、ヒートショックによる意識障害により浴槽に倒れ、沈み込んで溺死するケースが多いといわれています。

  • 最初に、温かいお湯や湯気で十分浴室内を温めておく
  • 熱いお湯にいきなり肩までつかってしまうのではなく、ぬるめのお湯やかけ湯、半身浴を組み合わせる。

冬場の入浴も安心して快適なものにするために、機能的なものに頼るだけでなく、入浴の仕方にも工夫しましょう。

まとめ

最近のシステムバス商品は、あたたかさやお掃除のしやすさ、省エネといった点に配慮されていることはもちろんのこと、よりリラックスでき心地よい空間が得られるよう、各メーカーとも高機能な製品が次から次へとでてきています。
そのため、かえって何を選んだらいいのかわからなくなってしまいますね。
今回ご紹介した「バスえらびの基準」を参考に、素敵なバスタイムを演出できるような空間づくりをしてみてください。

脳も体もリラックスできる入浴タイムについては、こちらもご参考ください。

バスルームで脳も体もリラックス!入浴タイムは自分へのご褒美

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