プラスの照明で、リビング・ダイニングの印象度をワンランクUPさせる演出テクニック10

SNSや雑誌で紹介されているおしゃれなリビング・ダイニングの写真を見ると、「うちもこんな部屋にしたいなぁ」とあこがれますよね。

だけど、素敵な家具を配置したりインテリア雑貨を並べるだけでは、上質な空間づくりは完成しないのです。

なんとなくぱっとしない空間をぐっと魅力的な部屋に変えるのは、照明のチカラなくしてはありえません。

そんなあかりを味方にして、家族が集まり、ひとを呼びたくなるリビングにするにはどうしたらいいのでしょうか?

家づくりをはじめたとき、あるいは模様替えを考えたとき、ワンランクUPするにはどんな照明にしたらいいのでしょうか

 

こんにちは!

住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。

リビングやダイニングは、お部屋の雰囲気で家族が集まったりゆっくりくつろいだりと、照明の演出効果も高く、誰もがいちばん力を入れたいところですね。

だけど、器具の取替えだけではなかなか思い描く空間にならないのも事実。

ここでは、

  • 家族やお客様が心地よく過ごせるリビング
  • 食事が美味しく見えて、テーブルが華やぐダイニング
  • 全体の印象がUPする空間づくり

リビング・ダイニングの印象を上げ、ここちよく過ごせるための、あかりの演出テクニックについてお話しします。

今ある空間にあかりをひとつプラスするだけで、効果10倍の例もご紹介しますね。

リビング・ダイニングのあかりは、多灯分散にしてメリハリある空間を

くつろぎや食事、コミュニケーションだけでなく、勉強や趣味のスペースにもなるリビング・ダイニング。

空間の明るさをとるだけでなく、演出としても必要なあかりは4つ!

  1. リビングテーブルを照らす「つどいのあかり」
  2. ダイニングテーブルを照らす「食事のあかり」
  3. 壁・天井や、低い位置を照らす「くつろぎのあかり」
  4. 集中して照らし、演出効果も上げる「プラスのあかり」

照明で、高さや奥行きを表現し、立体的な空間に見せるとともに、やすらぎや落ち着きといた心理的作用も生まれます。

一室多灯で部屋に立体感ができる、広がり感もできる

そんなリビング・ダイニングを演出するのに欠かせないのは、「多灯分散照明方式」

これは、ひと部屋にひとつの照明だけでなく、複数の照明(多灯)を組み合わせて配置する照明方法のこと。

たとえば、空間全体を照らす全般照明のほかに、壁や天井を照らす照明を加えたりテーブルに小さめのライトを置くことで、光の陰影ができます。

一般的によく見かける、天井にぽつんとひとつ取り付けられた蛍光灯の照明。

確かに部屋全体に光は行き渡るので明るさはありますが、単調で殺風景な空間に感じられますよね。

だけど、「たくさんの照明だと、電気代がかかるのでは…?」と心配されているあなた。

実は、一室一灯よりもむしろ、複数の照明を組み合わせたほうが節電にもなるのです!

「多灯分散照明方法」とは、「必要なときに必要なあかりだけを照らす」ので、食事や読書、ホームシアターなど、生活シーンに合わせて照明の組み合わせを変えることができます。

いつも同じ明るさではなく、効果的な照らし方で快適な空間をつくりましょう。

演出のためのあかりテクニック10

リビングテーブルを照らす「つどいのあかり」

ソファまわりやリビングテーブル上部に「中心のあかり」をつくることで、家族が集まりたくなる雰囲気が生まれます。

シーリングライトをはじめ、ダウンライトやシャンデリアなど、お好みのスタイルを選べます。

テク① 多彩な顔を持つダウンライト

ダウンライトは、3〜4灯まとめて配置すれば「中心のあかり」にもなるし、壁を照らす「まわりのあかり」にもなり、配灯次第でさまざまな表情が可能です。

シンプルなデザインだからこそ、色や広がり方など光そのものをたのしめます。

テーブルの位置がはっきり決まっていない場合は、4灯のダウンライトを正方形型に配置するよりも、1列に4灯並べたほうがゆるやかなあかりになり、家具の位置によるズレは感じられません。

テク② 天井をドラマチックに演出するシャンデリア

あかりで部屋の高さを強調することもできます。

折り上げ天井や吹き抜けなどの高天井の場合、シャンデリア・ペンダントやシーリングファンで華やかに演出するのもいいですね。

ただし、メンテナンスやお手入れを考慮したり、特にシーリングファンの場合、直接光があたって影ができるなど不快な空間にならないよう、ファン周辺のあかりの取り付けには十分な注意が必要です。

ダイニングテーブルを照らす「食事のあかり」

テク③ 食卓のオススメはペンダント

ダイニングテーブルを彩るあかりは、おいしい料理だけでなく、みんなの笑顔を引き出してくれます。

デザイン性の高いペンダントを選ぶと、あかりがついていなくてもそれだけでパッと人目を引く演出アイテムになりますよ。

テーブル面からライトの下部までの距離は60〜80cmがいいでしょう

テーブルの大きさや器具のデザインに合わせて、少し低めに複数灯吊り下げるのもおしゃれです。

あたたかみのある「電球色」と、料理を鮮やかに見せてくれる「演色性の高い」あかりを選んでくださいね。

直付吊下型 LED ペンダントLGB10907LE1

壁・天井や、低い位置を照らす「くつろぎのあかり」

視線のいく壁や天井を照らすことで、空間のベースになる明るさがつくられます。

また、床置きなど低い位置にあかりを置くことで、くつろぎ感が深まります。

壁や天井を反射させる「間接照明」を上手に取り入れて、質の高い空間を演出しましょう。

テク④ やわらかな光でスッキリした空間が魅力の「建築化照明」

 

間接照明の代表的なものに「建築化照明」があります。

建築と一体になった照明のことで、新築やリノベーションなど工事を伴う場合には取り入れたいと希望する方も多いです。

空間が広く見える、やわらかい光でまぶしくない、器具が見えないのですっきりするなど、メリットはたくさんありますが、光が途切れないような配置や光源の納まり寸法、ひとの動線や視線の配慮など、慎重な計画が必要です。

天井を照らす「コーブ照明」 天井が高く見え、落ち着いた雰囲気を演出

壁を照らす「コーニス照明」 空間を明るくさせ、開放感・奥行き感を演出

収納家具や吊戸など、棚と背面の壁との間に照明を組み込んで上下を照らす方法もあります。

これらは上質な空間づくりにとても力を発揮しますが、あくまでも空間の背景となるあかりです。

中心となる「つどいのあかり」や、手元や低い位置を照らすあかりを加えることで立体的な明るさとなります。

テク⑤ テレビ背面を適度に明るく

真っ暗な部屋でテレビを見るよりテレビ背面を明るくして見るほうが、テレビからのまぶしさがないので目は疲れにくくなります。

建築化照明やダウンライトなどで壁側を照らしたり、小型のスタンドを背面に設置したりして、眼に優しいあかりを。

テク⑥ 低い位置を照らすフロアランプ

あかりの重心が下がることで、空間のくつろぎ感がUP

ソファの後ろが壁ならば、ソファの下にライン状のスタンド照明を設置して、背後の壁を下から照らしましょう。

光源が見えないので幻想的な雰囲気ですよ。

気に入ったデザインのフロアランプならば、動線の邪魔にならない位置に置き、インテリアとして照明をたのしめます。

集中して照らし、演出効果も上げる「プラスのあかり」

テク⑦ 見せ場をつくるスポットライト

壁にかけられた絵や写真、棚の上に飾られたオブジェなど、魅せたいものを引き立て、同時に壁面も照らしてくれます。

スポットライトは天井付け・壁付けが選べ、距離や角度によって強い光になったりやわらかく広がった光にもなるので、演出効果に変化をつけることができます。

テク⑧ 明るさと落ち着きをプラスするスタンド

読書や追加のあかりとして、テーブルの上に置く小型のスタンドや、目線と同じ高さを照らすスタンドは、ぜひ部屋の印象度を上げてくれるものをえらんでくださいね。

必要な明るさをとるだけでなく、器具自体が部屋のアクセントになります。

ただし、スペースをとられるので、動線の妨げにならないよう部屋の広さも考慮してください。

テク⑨ 調光にこだわる

用途によって、また、人によって求められる部屋の明るさは違います。

光の色や明るさを自由にコントロールできるライトコントロール(調光器)があれば、人が集まったり作業している時に明るめにしたり、くつろぎや映画をみる時に暗めにするなど、生活シーンによって必要な明るさが選べます。

テク⑩ 照らす素材にこだわる

タイルやクロスなど素材によって、また、色や光沢の有無によって、光の反射効果は変わります。

とくに「コーニス照明」のときは、照らす壁をタイルなど質感のある素材で仕上げることで、大きな効果が生まれますよ。

また、カーテンを照らして、いろんな色や素材のニュアンスをたのしむのもいいですね。

効果10倍のオススメのあかり

配線工事もいらず、お手頃な価格で今すぐできるのが、フロアランプやスタンドを用いた「低い位置を照らすあかり」です。

暖かみあるあかりを低い位置にひとつ追加することで、くつろぎ効果は10倍!

フロアライトHH-XSB0001L

ソファまわりの演出とともにオススメなのが、あかりを活用したグリーンの演出です。

床置きの「アッパーライト」で植栽をドラマチックに照らしたり、

クリップタイプのスポットライトを間接照明にして、壁に映る葉っぱの影をたのしむなど、空間の陰影を深く味わってみてください。

明るければいいのではない!

あかりで明暗をつけることが、リビング・ダイニングに欠かせないくつろぎ感を深めるテクニックですよ。

 

まとめ

今回は、誰もが一番気になるリビング・ダイニングの、あかりによる演出テクニックについてお話しました。

  1. 家族やお客様が集まるリビングは、「つどいのあかり」でだんらんをたのしむ
  2. 食事が美味しく見える演色性のいい「食事のあかり」で、ダイニングテーブルを華やかに
  3. 壁や天井をやわらかい光で包んだり、低い位置を「くつろぎのあかり」で照らして、立体感をプラス
  4. あかりで見せ場をつくったり、陰影を付けてメリハリある空間づくりを

ひと部屋に複数の照明を組み合わせて配置することで、リビング・ダイニングの印象度はワンランクUPします。

空間の中心を照らすあかりと、まわりを照らすあかり。

今回ご紹介したテクニックをヒントに、あかりの効果を最大限に活用して、ワンランクUPのリビング・ダイニングをめざしましょう。

あわせて、「照明の基礎知識」や「照明計画」についての記事もご覧くださいね。

照明にも種類がある!色味やLEDなど、これだけはおさえておきたい照明の基礎知識

 

失敗しない照明えらび!おしゃれな空間づくりのその前に、知っておきたい照明計画のポイント

 

住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代の オンライン無料相談について

なんとなくすっきりしない、いつももやもや・・・

だけど、何から始めたらいいのかわからない。

じぶんにぴったりの「オーダーメード」のスーツがあるように、

あなたにフィットした、あなただけの「暮らし方」があるのです。

すっきり整ったその先の、ちょっと豊かな生き方のヒント、さがしてみませんか?

まずは無料にて、住まいと暮らしのお悩みについて相談いただけます。