【部屋の印象度3割UP!】「色相・明度・彩度」色の3要素を知り、彩りパワーを味方に暮らしをたのしむ方法

おうち時間が長くなると、毎日に変化が感じられなくって、「飽きてきた」「気分が滅入ってしまう」「やる気が出ない」ということ、ありませんか?

気分が沈みがちなときでも明るい色や大好きな色の服を着ると、気持ちもぱっと明るくなりウキウキすることさえありますよね。

おうちだって同じです。

今、家にいてなんだか元気が出ないなと感じているなら、それはまわりの色が影響しているのかもしれませんよ。

思い切って、お部屋の色を替えてみませんか?

こんにちは!
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。

 

長い時間を過ごすあなたのお部屋。

仕事や人間関係の疲れで鬱々した気持ちを明るくするためにも、「いつか」「そのうち」と先延ばししてきたお部屋の模様替え、いますぐはじめましょう!

今回は、気持ち盛り上げてやる気を出したい!楽しい時間を過ごしたい!もっと集中したい!  そんな気持ちの変化が期待できる色の基本についてお話します。 

色には気持ちを変化させるパワーがある

色と感情は深く関係しており、そのために多くの時間を過ごす住まいは、もっと色にこだわるべき。

とはいっても、洋服の色合わせだって苦手なのに、大きな面積の部屋なんて自分には無理!と思っていませんか?

「部屋のトータルコーディネート」とか「ライフスタイルに合わせて」なんていうと、とたんに難しくなってしまいます。

繰り返しますが、色えらびは脳と深く関係しているので、まずは色の感じ方について知ることが大事。

次のようなこと、誰でも思いあたりますよね。

色で、部屋の温度もコントロールできる?

暑い夏、抜けるような青空やコバルトブルーの海の写真を見ると、涼しく感じます。(実際、体感温度は下がります)

もし、真っ赤に燃えるストーブの炎が濃紺だったり、鉛色やステンレスのシルバー色だったら…?

「さむっ!!」

思わず手を引っ込めてしまいますよね。

「まだ?」「もう?」、色によって時間に違いが…

部屋の色の違いで、時間のたつのが長く感じられたり短く感じられることがあります。

一般的に赤・オレンジ・黄色などの暖色や鮮やかな色は長く感じられ、ブルー系などの寒色は短く感じられます。

夫婦の寝室や団欒の場にあたたかみのある色が使われたり、作業スペースに寒色系が使われるのも、こういった理由ですね。

心理的、感情的に作用するからおもしろい

人の好みは違っていても色に対するイメージは共通することが多く、ひとつのだけでなくいくつか組合わせでも受ける印象は変わります。

たとえば、集中したい時たくさんの色に囲まれていると、どう感じるでしょう。

子どもの遊び場が、真っ黒や真っ白といった色味1色の部屋だったら、笑顔がなくなる気がしませんか?

学校や仕事部屋などでもっともパフォーマンスが向上する色は、ブルー系やグリーン色だと言われています。

このように、身のまわりにあふれるさまざまな色を効果的に使い、暮らしの中に取り入れることで、ストレスや不安を減らしたり、力が発揮できたり、体に良い影響を与えることさえできるのです。

 

ルールをもとに色を選べば、失敗しない

ルールをもとに色選びや配色を考えると、「なんか落ち着かない」とか「さみしげな」などの違和感覚えることが少なくなります。

ここで色彩の基本について少しお話ししましょう。

彩りは色味だけでない、明度と彩度が重要

色を表現する3要素とは「色相」「明度」「彩度」です。

色相 赤、青、黄などの色味のことで、暖かく感じる「暖色」冷たく感じる「寒色」感情を与えない「中性色」があります。

明度 色の明暗をいい、その色に白の量が多く含まれる(明度が高いど明るく陽気に感じられ、黒の量が多い(明度が低いほど暗く陰気な印象になります。

彩度 色味の強さ、鮮やかさを表し、純色の量が多い(彩度が高いほど鮮やかで、少ない(彩度が低いほど淡くなります。

調和の取れた色の組み合わせって?

部屋はいろんな色の組み合わせ(配色)で構成されており、長時間を過ごすため、心地よく感じられる調和した空間でなくてはいけません。

調和、不調和とは、感覚的なものなので個人差がありますが、次に配色の一例をあげますね。

同じ色相を配色する「同一色相」

まとまりがあって調和が取れていますが、反対に単調でさみしい印象にもなる。

下の図のように30〜60°の色相差がある「類似色相」で組み合わせると、馴染みやすく同一色相より変化をつけやすい。

反対色を組み合わせる「対照色相」

色相環で反対にある色(補色)を組み合わせれば、色の差が大きいためダイナミックでカジュアルな印象を与えることができる。

この場合、色の分量を同じにするのではなく、どちらかをアクセントとして少量使いにする。

明度差、彩度差による配色

色が増えればそれだけゴチャゴチャした印象になるので、色数ではなく、同じ色相の中で明度や彩度の差をつけ、「調和」と「変化」をたのしむ。

部屋がまとまって見える基本の3色使い

多くの色を使っていても、カラフルとか個性的で素敵と感じることもありますが、それは色使いの上級テクニック!

色の配色はバランスと分量が大切で、基本は3色使いです。

床・壁・天井など部屋の大きな面積を占め、基調となる「ベースカラー」

白やベージュ、茶色などの飽きがこない色で、部屋全体の6割程度を占める。

部屋の3割程度を占めるのが、イメージを決める色となる「アソートカラー」

家具やカーテンなどの色で、家具はベースカラーの白か茶系のどちらかに合わせるとすっきり!

部屋を引き締める色で、強調となるのが「アクセントカラー」

クッションや小物など占める割合は1割程度なので、ここに自分の好きな色を持ってきましょう。

色の面積は小さくても、部屋の印象度は大きく変わるので、積極的に季節や気分で変化させたいですね。

お部屋の色選びがたのしくなる理由

色のルールを知っていれば、部屋の悩みを解決したり、もっと活用することができますよ。

色の効果、こんなにあること知っていた?

色を味方につけ住まいに取り入れ、暮らしをもっとたのしみましょう。

  • なんだか食欲ないなあという時には、オレンジや黄色のランチョンマットを敷いてみる
  • ダイエット中なら、味覚的に甘さを刺激するピンクはダイニングに持ち込まない。鎮静作用のある青色で食欲をコントロール
  • 心を鎮め精神を集中したい時に相性がいいのは紫色。リラックス作用の香りとして人気のラベンダーは、色からの効果も
  • 自然をイメージさせ、目の疲れやリラックスに効果のある。お部屋に観葉植物などのグリーンはマストアイテム
  • 身につけるとやる気や行動力がでたりと交感神経を刺激する。反面、怒りや興奮を刺激するので夫婦仲がギクシャクすることも…

  • 就寝時など副交感神経を刺激し、 興奮を鎮め心身が落ち着く色は、

好きな色がいちばん心地いい

好きな色がよくわからない、いつも無難な色ばかりでも、大丈夫!

色の基本を知った上で、自分がいちばん心地いいと感じる色が好きな色。

好きなものに囲まれた暮らしが、最高に自分にとってのパワースポットになるのです。

 

梅雨時期で外出しづらかったりや長期休暇、気分転換をはかりたいとき、クッション、ベッドカバーなどファブリックの色を替えるだけでもリフレッシュ。

床材や壁紙は簡単に替えられなくても、カーペットやラグなら模様替えも簡単ですね。

メイク、ファッションはもちろん、芸術作品を観るとき、自然や街並みを楽しむときも、「なんでこの景色が好きなんだろう。なんで気持ちいいのかな?」と意識してみることで、色彩感覚は磨かれますよ。

まとめ

お部屋の色を替えることで、気持ちも変化する「色の基本と効果」についてお話しました。

今まで、なんとなくで決めてきた色えらび。

基本を知っていろんな色にチャレンジすることで、色が持つパワーを味方につけ、もっと暮らしをたのしむことができますよ。

落ち込みがちだったり、なんか調子が出ないと感じた時、ぜひお部屋の模様替えからはじめてみましょう!

 

「はじめての部屋づくり」の記事も、合わせてお読みくださいね。

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