【必見!】日当たり悪い部屋を明るくさせる!光を取り入れるための5つのテクニックとは?

陽の光がたくさん入る空間にいると、気持ちがぱっと明るくなり、清々しい気分になりますよね。

明るく暖かい住まいは、心地よい暮らしには欠かせません。

だけど、家の方角や周辺の環境などによって、日当たりが悪く部屋が暗いとお悩みの方は多いのです。

  • 昼間でも電気をつけないと部屋が暗い
  • 朝日が入らない
  • 短い時間しか日射しが入らず、昼過ぎから急に暗くなる

引っ越しやリフォームができれば問題解決できますが、賃貸住宅だったり戸建てでも建て替えできない場合、日当たりが悪い部屋はどうすればいいのでしょうか?

 

こんにちは!
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。

日当たりが悪い部屋でも、工夫次第でもっと陽の光を取り入れたり、明るい部屋に変えることはできるのです!

今回は、既存の住宅を建て替えることなくできる簡単な工夫から、リフォーム・リノベーションと大掛かりな工事が必要となる解決法まで、
日当たり悪い部屋を明るい部屋に変える5つのテクニックについてお伝えします。

パフォーマンスが上がらないのは、能力のせいではない!原因は部屋だった!?

部屋が暗くなる原因は、陽の光がさえぎられるからです。

  • 部屋の向きが悪い(北向きなど)
  • 日の当たる方向に窓がない窓が小さい
  • 厚手のカーテンや家具がじゃまになる、床や壁の色が暗めで光が反射しにくい
  • 敷地内の塀や庭木が伸びて光が入らない
  • 隣地との距離、前面の道路が狭い、高い建物があるなど日陰になる

部屋を明るくするには、採光を確保するための対策が必要となります。

 

日当たりが悪いと、こんな悪影響が・・・!

日当たりが悪い部屋では、陽の光を浴びる時間が短いため、体と心の切り替えがうまくできません。

光熱費がかかる 昼間でも電気をつけたり、冬場ではなくても暖房をつけて過ごすなど、ランニングコストの負担が大きい

生活リズムの乱れ 体内時計は日光を浴びることでリセット。体内時計が整わないと、眠れない疲れやすいなどの体調不良に陥りやすい

衛生上良くない ジメジメしてカビが生えやすい環境となり、ぜんそくやアレルギーを引き起こす病気の原因になることも

気が滅入る 落ち込みやすい、ストレスがたまるなど、うつに似た症状が現れやすい

環境が良くない中で暮らしていくことは、身体的にも精神的にもバランスが崩れ、不健康になってしまう危険性があるのです。

 

ちょっとした工夫から大掛かりな工事まで、部屋を明るくするための解決法

日当たりが悪い部屋も、少しずつ工夫することで陽の光を取り入れて明るい環境にできるはずです。

健康的に暮らしていくために、次に述べる5つの工夫を参考にしてみてくださいね。

①手軽にチャレンジできる、インテリアの工夫

まずは、ご自分で手軽に始められることから実行してみましょう。

色の効果 壁や天井など、部屋で広い面積を占める場所に白系を使用したり、床がダークな色合いの場合は、明るい色のラグマットを敷いてカバーするだけでも印象は変わります。

貼って剥がせる壁紙もたくさん販売されていますので、賃貸でも手軽にDIYできますね。

キャビネットやソファなどの大型家具、カーテンやベッドカバーなどのファブリックも、アイボリーやライトグレーなどの白色系や明度の高いパステル系の色を選べば、部屋に差し込む光量が少なくてもかなり明るさを感じることができますよ。

 

反射の効果 白は、明るさだけでなく色の中で最もよく光を反射・拡散させる色です。

光沢のある白い壁に照明を当てると、光が反射して部屋全体が明るくなります。

他にも、鏡面仕上げの家具やガラス製品、または大きな鏡を窓際近くの壁に設置するなど、反射効果で少ない光を増やすことも可能です。

 

配置の効果 背が高い家具、ダークカラーの家具は、部屋を暗く狭く見せてしまいます。

なるべく背の低い明るめの色の家具にする、窓から入る光を遮らないよう大きな家具を窓の前に置かない、家具は窓側の反対にまとめて置くなど、部屋の開放感にも心がけたいです。

また、パーテーションや棚などで部屋を仕切ったため、光がさえぎられた!といったことがないように、間仕切りするなら可動式のパーテーションやロールスクリーンを利用しましょう。

 

素材の効果 住宅密集地にありカーテンを1日中開けられないという場合、一般的なカーテンより光が室内に入りやすいアイテムがあります。

  • 自然光を取り入れる障子と似た性質を持った「障子風スクリーン」
  • 透け感のある「羽根タイプのシェード」
  • プライバシー保護の役目も果たして見た目もおしゃれな「ミラーレースカーテン」

部屋を明るいイメージにするだけでなく、雰囲気も変えることができますよ。

 

観葉植物の効果 アイビー、テーブルヤシ、ポトスなど耐陰性のある観葉植物を置けば、部屋を明るい印象にするのに効果的です。

 

②明るさだけでない、ベランダや庭の工夫

ベランダや庭に、白砂(はくさ)や玉砂利を敷くと、反射した光が部屋の中まで光を届けてくれます。

費用をかけずに自分で手軽にできる方法なので、試してみる価値は十分ありますね。

白い石を敷くとベランダや庭が広く見えるのも魅力的です。

③ランプ交換からテクノロジーを駆使したシステムまで、照明の工夫

今ある家の照明を、明るさ・耐久力があるLED照明に交換するだけでも効果が違います。

また、フロア照明や間接照明を使って壁や床・天井に光を反射させると、雰囲気も変わりオススメです。

大掛かりな採光システムとして、窓のない部屋や地下エリアなどに設置することで屋内にいながら太陽を感じることができる「太陽光照明」もありますよ。

 

④窓だけではなかった、ガラスの工夫

単純に窓を増やせば、光は多く入ってきます。

窓については後半で詳しく述べていきますが、窓以外でもガラスの効果を利用することは大きなメリットがあるのです。

ガラスドア 光を遮ることのないので、採光の面でとても優秀。

たとえばお風呂場に窓はあるけれど脱衣所に窓がない場合、お風呂場とのドアをガラスにすることで、脱衣室に明るい日差しが差し込むようになります。

グレーチング 道路の側溝の蓋にようになっている床のことで、上階に注ぐ光をそのまま下へと通すことができます。
暗いと部屋は狭く見えてしまいますが、天井に光があることで開放感も生まれ広がりが感じらるのです。
ガラスブロック 光を通すため室内でも有効ですが、外壁にも使うことができます。
庭やエントランスなど、外からの視線は遮りたいけれど明かりは欲しいという時、採光とプライバシーを同時に確保。
内部に空洞があるため遮熱や遮音効果があるのも嬉しいポイントです。

⑤ライフスタイルまでも変えてしまう、間取りの工夫

かなり工事費用が高額なリフォームになりますが、新築や建て替えの場合は、次のようなこともご検討されてはいかがでしょうか。

 

2階リビング 都市部や狭小住宅で、2階は光が届くけど1階は暗いといった場合によく見かけます。

家族がいちばん集まるリビングやキッチンダイニングなど、生活時間が長い空間を日当たりの良い2階に持ってくることで、日々のストレスも軽減されますね。

スキップフロア フロアの高さを半階層ずらして中階層をつくるため、上階からの陽の光が下階にも差し込むようになります。

段差を上手に利用し、窓を適切な位置に配置すれば、日当たりだけでなく風通しもよくなるため、狭小住宅など採光に充てられるスペースが限られている時にはとても有効です。

吹き抜け 1階部分と2階部分が広々とつながる空間になり、採光の良さや開放感などが魅力的ですね。

高い場所に窓を設置することができるため、日の光が階下の奥の方までしっかり届きます。

中庭 (パティオ) 建物内部に壁などで囲われている庭のこと。

住宅が密集している地域や家が人目につきやすい通りに面していて、あまり大きな窓を取り付けることができない時にも、陽の光が中庭を伝って長く入るため、複数の部屋に光を取り入れることができます。

 

陽の光と上手に付き合うための採光計画

太陽の動きを知って、光と熱のコントロール

陽の光と上手に付き合うには、効果的に取り入れ、不要な熱をさえぎる必要があります。

夏はできるだけ日差しをさえぎり、日照時間の短い冬はできるだけ陽の光を取り込みたいものです。

 

軒(のき)と庇(ひさし) 最近では軒が短い、もしくは無い住宅が多くなりましたが、軒や庇は日差しを調整してくれます。

夏場は、軒によって窓ガラスや外壁に直接日光が当たらないので室温が上昇しにくくなり、日射角度が低い冬場は、弱い日差しを招き入れ、部屋の奥まで日光が入り暖かくなります。

紫外線 陽の光は、私たちの暮らしによろこびと安らぎを与えてくれますが、一方で「紫外線」といった害も…!

お肌や健康の低下だけでなく、カーテンの退色や劣化にもつながるので、いかに光を上手に取り入れて暮らしの中でコントロールしていくか、陽の光との付き合い方が重要ですね。

光のコントロール 室内への直射日光の入射は、目にとって好ましいものではなく、自然光は時間の経過によっても変化します。

光のコントロールに、昔の家屋では障子紙を利用してきましたが、現在は他にも庇やルーバーを設置したり、調光性のあるガラスを採用したり、屋内にはカーテンやブラインドなどを用いたりと多彩です。

さらに、直射日光を壁面や天井面・反射板などに反射させるなど、柔らかい雰囲気の反射光を利用して空間を演出しています。

 

住まいに光を活かす窓

太陽の動きを考えて、窓の選択や配置を工夫した光を活かす住まいは、心地よい暮らしを実現させてくれます。

位置 窓は、大きさだけでなく配置もポイント。

高い位置の窓は、光を多く取り入れてくれるだけでなく、部屋の表情を明るくします

和室にみられるような低い位置の窓は、部屋に落ち着きを与えます

トップライト(天窓) 多くの光を取り込むには、2階をリビングにしてトップライトをつけることがオススメ。

壁面に設けた窓の3倍もの光を取り入れることができ、効率的な採光が望めます。

ただし、まぶしさと暑さへの対策が必要となるため、ロールスクリーンやブラインドは忘れずに。

他にも、掃除やメンテナンスの煩雑さだけでなく、強風や豪雨のときの音がうるさいといったデメリットも…。

方角 入る方角によって光の性質が変わり、それぞれに違った表情が。

  • 北向き:変化の少ない安定した光。読書や絵画など趣味の部屋に適しています。
  • 東向き:朝方の赤く、徐々に透明感の出る光。爽やかな朝日を受けて、キッチンに立ったりダイニングでの朝食しい。
  • 南向き:強いエネルギーの眩しい光。リビングで大きな窓を設けることが多いが、夏は遮光ガラスで冷房効果を高めた方がいいですね。
  • 西向き:熱が残ったオレンジの光。西日があたると夕方から夜にかけて部屋が温まりやすいので、寝室にすると寝付きがよくなりますよ。

 

住まい選びのとき、日照条件は誰しも気になる項目ですが、南向き住戸だけにこだわることもありません。

確かに南向き住戸は、「明るくあたたかい」ですが、朝日を浴びるのは東向きの窓。
朝型タイプで日中は家にいないライフスタイルの人には、南向きより東向きの住戸のほうが向いているかもしれませんよ。

逆に、夜型タイプであれば、西向き住戸が向いています
夏の日の西日は強烈だけど、夕日を見るのが好きだという方が多いのも、頷けますね。

 

まとめ

わたしたちの暮らしに大きく関係する陽の光。

今回は、日当たりが悪い部屋を明るくする5つテクニックについてご紹介しました。

  1. インテリアの工夫
  2. ベランダや庭の工夫
  3. 照明の工夫
  4. ガラスの工夫
  5. 間取りの工夫

光と熱をコントロールして、陽の光と上手に付き合うことが心地いい暮らしには欠かせません。

ぜひ、できることから始めてみてくださいね!

 

光をコントロールしてくれる「カーテン」についての記事も合わせてお読みくださいね。

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