毎朝、あと5分、あと5分を繰り返しては、いつまでも布団の中でもぞもぞと・・・
明日こそ早く起きるぞと言いながら、結局ギリギリになって自己嫌悪・・・
特に寒くなりだすと、布団のぬくもりが恋しくて二度寝三度寝してしまいがち。
起きなきゃ!でも寝ていたい・・・!
眠気と寒さとの闘い、いつまで続けますか?
こんにちは!
住まいと暮らしのコンサルタント くらリノ です。
寒いとあたたかい布団から出るのがますます億劫で、ついだらだらしていまいます。
しかしそうやって、毎朝どれほど時間を無駄にしていることでしょう。
朝、すっきり目覚めてぱっと布団から起きられるポイントは3つ!
- 部屋の環境を整える
- 睡眠の質の向上
- 心に働きかける
今回は、寒さや眠気の誘惑に負けず、すっきり起きられる方法についてお話します。
できるだけ長く寝ていたい方向けではありません。
なかなか起きられなくて困っている、本当は早く起きて朝からバリバリ活動したい…
そんな、1日をポジティブに過ごしたいひと向けです。
・・・決して「根性論」ではないのでご安心を。
目次
充実した1日のスタートは、朝の過ごし方で決まる!
誰だって、ぬくもりあるふとんから冷たい空気にさらされ起き上がるのは、とても勇気がいること。
ぐだぐだ寝ていたいあなたも、ホントはすっきり目覚めたい!寒くてもぱっと布団から出て、爽やかな朝を楽しみたいと思っているはず。
1日のいいスタートが切れれば、パフォーマンスも上がって充実した時間を過ごせるから!
仕事や勉強、家事が捗る
趣味に打ち込める
大切なひととの充実した時間が持てる
起きられない自分に対する葛藤の朝に、サヨナラを
早く起きたほうが、時間を有効に使えるだけでなくカラダにも心にもいいことなど、わかっている・・・
いつまでも寝ていると、あとで自分が大変な目にあうこともわかっている・・・
だけどできないから悩んでいるんだって、言われそうですね。
まずは、起きられない原因を探ることからはじめましょう!
原因がわかれば、自ずと解決策が見えてきますよ。
その1. スムーズに目覚める部屋の環境づくり
起きられない原因のひとつには、寝室の環境に問題があります。
温度・湿度・音・光の4つの要素をチェックしてみましょう。
寒くて起きたくない部屋? 寒くても起きられる部屋?
とにかく寒い!布団から出たくない!
そんなときは、根性と強い精神力だけであたたかい布団から抜け出すのは困難です。
起きやすくするために、起きる30分前から部屋を暖めておきましょう。
やっぱり暖房に頼りたい
- エアコンのタイマーを使って寝室だけでなく、起きてから過ごす部屋も暖めておく
- 起きる前に布団の中で手足を軽く動かし、からだを暖める
- ベッドの近くに羽織るものや靴下を用意
- ベッドまわりにラグやカーペットを敷く
ベッドの位置を確認しよう
どうしても窓際は冷気が入り込み、からだが冷えやすく快眠できなくません。
朝も布団から出ている頭や顔が冷たく、ますます布団のぬくもりから離れられなくなります。
ベッドの頭側は、窓ではなく壁側にしましょう。
※寝室の「除湿と換気」に関する記事は ▶こちらをクリック!
※不要な音や光を遮る「高機能のカーテン」に関する記事は ▶こちらをクリック!
その2. 睡眠足りている?質の高い睡眠ですか?
そもそも眠いから起きられないわけで、十分な睡眠を取ることが必要なのはいうまでもありません。
睡眠不足の状態では、どんなに気合を入れても、毎朝早起きを続けることは困難です。
自分に適した睡眠時間の長さは人によっていろいろ。自分のベスト時間を確保しましょうね。
睡眠のメカニズムに逆らわない
時間より重要なのは、睡眠の質。
起きる時間を一定に保ち、体内時計が乱れないよう陽の光を浴びましょう。
寝る前に少しカーテンを開けておく。
遮光カーテンを閉め切って、全く光が入らない環境では目覚めは悪くなります。
夜勤明けなど眠りを邪魔されたくない方以外は、やっぱり朝の光を浴びて目覚めたいものですよね。
もっと寝ていたいという睡眠欲求に打ち勝つ「覚醒力」を鍛えましょう。
良質な睡眠の確保には、眠りにつく前にしてはいけないことがあります。
良くないと知りつつも習慣になっていないか、見直してください。
遅い食事、寝酒やカフェインの摂取
スマホやPCなどブルーライトを浴びる
入浴時間やお湯の温度
これら寝る前の日々の習慣が、睡眠の質を下げていますよ。
※睡眠環境を整える詳しい内容の記事は ▶こちらをクリック!
なお、低血圧だから起きられない!と言っているあなた
起き上がれないほどつらい症状ならば、すぐに医師に相談してくださいね。
その3. 起きられないのは、あなたの心のサインかも…
起きたくないのは、もしかして、「起きるとイヤなことが待っている」状態なのかもしれませんね。
・起きたくない→会社に行くのがイヤ→パワハラ受けている→このまま休みたい
・起きたくない→毎日がつまらない→楽しみが見つからない→寝ている方がいい
など、現実を受け入れたくなくて、逃げたいだけなのかも・・・
根本的な問題を解決しないと、気持ちよい目覚めなどありえませんよ。
・目覚ましを手の届かない遠くに置く
・アラームのボリュームを大にする
強制的に起こすのも一時的にはいいかもしれませんが、早起きを習慣にしたいなら、起きて楽しいという気分で目覚めたいものです。
楽しいことが待っているから起きたくなる
ひとりでは挫けそうな早起きも、みんなと一緒なら頑張れるかも・・・
寝る前は避けたいSNSやメールのチェックを、朝のルーティンに替えましょう。
ネットでの会話でも、「眠いのはみんないっしょ、自分だけじゃない」と思えば、なんだか頼もしくなりませんか?
仲間同士の挨拶や、今ならZOOMを使って早朝ミーティングなど、活動を朝にもっていきましょう。
どうしても起きられないのなら、ギリギリまで布団の中でできることをして、少しエンジンがかかってきたところで起き上がる。
たとえば、布団の中でもできる簡単なストレッチなど。
からだを先に覚醒させてから、脳を覚醒させましょう。
自分流・プチ朝活のすすめ
朝起きるのが楽しみになるようなことを、夜のうちに準備しておきましょう。
- お気に入りの洋服をコーディネートして用意
- 朝からご機嫌になる大好きな音楽をセット
- 写真をSNSにアップするという目的で、美味しいお弁当づくりのための下準備
- 前の日に「やることリスト」を作成
※やることいっぱいでワクワク!と感じる人向き。
タスクが多くてやる気が失せる方には逆効果!
朝活を楽しむ方も多いです。
何も勉強や仕事といった本格的なものだけでなく、「起きてすぐゴキゲンになれること」として朝活を捉えましょう。
毎朝の日課になってしまえば、自然と○○するために起きなきゃ!という意識になりますよ。
- 目覚めたら、カーテンと窓を開け、換気習慣!深呼吸!
- 起きたらコップ1杯の白湯を
- 朝シャワーは41~43℃の熱めの温度で、時間は短く
- 蒸しタオル、フェイシャルマスクなど、特別ケアのお手入れタイムにあてる
- ペットのごはん係になり、朝からペットと戯れる
- 散歩、朝ヨガなど、からだも心もリフレッシュ
まとめ
冬は暖房で部屋をあたためたり、寝具で保温できるので、眠りにつくための寒さ対策はさほど難しくはありません。
反対に、あたたまった布団から起き上がるのは、なんだかんだ自分に言い訳してズルズル引き伸ばししがち・・・
環境と十分な睡眠をとって、あとは起きたくなる「ご褒美」を準備したなら、まずは3日間続けましょう。
次は1週間。
21日間続けられたなら、早起きの習慣できていますよ!
(朝が苦手と言い続けた私ができたのだから、大丈夫!)
【良質な睡眠】についての記事もあわせてお読みくださいね。